大山二ノ沢のゴルジュ

ふりふら

2013年12月12日 18:32




三ノ沢右岸の尾根をひとつ越えた沢筋ですが、ブッシュと倒木を避けていくうちかなり下ってしまいました。




赤ラインが歩いたルートです。


もうひと尾根そのまま越えていれば二ノ沢の最上部の堰堤付近に出られたようです。

二ノ沢の二俣までがひどいブッシュだったので、そのまま越えればよかったとあとから思う。

二俣分岐点から左俣。


左はまたいつか行くとして東から順に右俣を行きます。

堰堤3つはどう行ったか曖昧、左・左・右と行ったような気がします。


最後の堰堤を越えてひと息ついた時、ガスがすーっと抜けて南壁が露わになりました。


見えるのは剣ヶ峰でしょうか。


順光となる南壁は陽があたると大迫力。しばらく眺めてました。

本日の山飯はいつもとちょっと違う。もの珍しさで買ってしまったインドネシア製ヌードル。


勝手な想像ですが、スパイシーでホットな濃いめの味、香味油たっぷりで温まりそう。

スープを入れた途端、鍋がひっくり返った。だから、うまいかどうかわからない。

散らかした麺を拾い集めるのにゆみさんが苦労してた、申し訳ないことをした。



残念な食事の後、ゴルジュへ入ってみました。


無風、安定していて落石はありません。大きく奥行きがあります。

カヤックで巡る洞門と違って、大山は崩落中の山であり土の壁です。

風雨で削られて浮石がかろうじて貼りついてる状況。雪の上には落ちてきた小石がいくつも転がってました。


中は野ウサギの遊び場か。


奥へずっと続いています、もしかしたら100mくらいあるのかもしれません。

かなり雪が深くなっているので進むのはここまで。


見上げると青空、『127時間』という映画を思い出す。決して長居していい場所じゃない。



左俣へも行ってみたいところでしたが、途中でグローブやトレッキングポールのスノーバケットを落としてしまい、

探してウロウロしてたので結構な時間を食ってしまってます。このまま引き揚げました。

稜線はすっかりガスの中です。


帰りは二ノ沢。ヤブ漕ぎ、尾根越えを無難にこなしたゆみさんは、何でもないところで転ぶ(笑



環状道路への降り口からみた大山。


下蚊屋経由で蒜山から帰りました。鍵掛峠ではカメラを構えた人多数。

青空に雪山が映えますね。



大山環状道路は冬季閉鎖、またこの辺りへ行くには奥大山か桝水高原のスキー場からでしょうかね。

またチャンスがあれば別の沢筋を登ってみたい。





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