大山文殊谷西稜~
スキー場からの遠望でも確認できるとんがり(尖塔)を見に行きます。
キリンの鉄柱をキリン峠とするとキリン峠からほぼ真南に伸びる尾根があります。
この尾根の呼称はよくわかりません。文殊谷の西ということで文殊谷西稜ということにしておきます。
そして、キリン峠より西に落ちる沢の左岸稜との間にそのとんがり(尖塔)が立っております。
写真では鬼の角のように見えます。なんだか気になる物件なわけで、機会あれば行きたいと思っていました。
メンバー サンポさん。
この時期でも積雪量は多く、道路のゲートより高いくらいの雪でした。
適当なところをショートカットしながら木谷のブナの森を歩いていきます。
文殊越え付近。
そこから、しばらく北側をいくと左側の尾根と合流。
雪は重いですが、気持ちよい尾根歩きです。
このような所にも雪庇があって、先端から融けた雫がつららになっていました。
のんびり2時間ほどで目指す尾根が見えてきました。
右手には烏ヶ山~鳥越峠~1405Pが見えています。
ピーク上には数名の姿が見えていましたが今は見えません。
手前の沢にBCのボーダーが登っている。
出発時は晴れていましたが、靄っぽいかんじで、正面の空もこの時間には晴れてるのか曇ってるのか
よくわからない空の色です。
キリン峠~槍ヶ峰に続く尾根へのとりつきです。
ここから南壁が見渡せます。サンポさん、先週に続いて2回目です。
サンポさんに写真とってもらいました。2月から3月でだいぶ日に焼けて顔が黒い。仕事で浮いてます…
ここから安全装備へ変更、ちょっとした登攀モードです。
エッジが効いてますがなだらかな尾根をしばらくいくと、徐々に傾斜がきつくなっています。
左の谷を見ると、それはありましたっ♪
一応、目的地ではありましたとんがり(尖塔)です。真ん中のタケノコみたいなやつです。
だいぶ雪に埋まっていますので、ちょっと大きさわかりにくい。
近くの低木からして、3mくらいあるんでしょうかね。
さらに近づくかどうか… は迷わずに、
この尾根をもう少し登ってみることにします。
この尾根はまっすぐ上にキリンの鉄柱が位置していますが、鉄柱の下あたりが崩落、えぐれた状態で
無雪期にはここを伝っていくことはおそらく無理です。
雪の付いた今の時期ならば、もしかしたら締まった雪が良い足場となって上がれるかも?
というわけで、続く。
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