四国山地展望の国見山
日本海側はなかなか読めない天気ですが、四国は晴れっつったら晴れな感じの予報でした。
伊予富士か寒風山かなと考えてると、国見山もよさそうだとの情報。
上の登山口から入れれば、時間も短縮できそうです。
上の登山口の標高は1000mを超えるため、かっちゃん氏のランクルを出してもらいました。
下の登山口(標高780m)付近は道路上に雪はなし。数台の車が停まっていました。
ありゃ、雪ねーが!?なんて言ってたんですが、林道川崎国見山線に入ると雪。
しばらく走ると、轍もなくなって新雪の上を走ります。雪がないどころか行けるんか?
しかしそこはさすが、ダート大好きかっちゃん氏。
盛り上がってきたようです(笑
積雪30cmを超えてきてる。助走をつけての突破を数十回繰り返したでしょうか。
かっちゃんとべるささんはおもろくて仕方ない様子。
林道川崎国見山線は地図に表示のない道なので、現在地がわかりません。
GPSで確認しようとしたのですが、現在地は
なんでやねん!のナイジェリア!?
一向にアフリカから出してもらえず。
色々やってるうちに、後部座席の私はもうあかん、吐きそうだ。
タイヤの焼ける匂いもしだして、ここらが限界かも。
カーナビと地図を照らし合わせて大体の位置を確認して、上の登山口まで1kmないくらいと判断して
林道途中からスタートとしました。
私は気持ちわるいままです・・・。
しかしまあ、四駆ってすごいね。自分も以前は乗ってたけどこんな走り方したことない。
さて、林道を歩いていきます。
青空が広がっていて天気はこのままいけそうです。
脛くらいまで埋まるので、はじめからスノーシュー装着しました。
40分ほどの林道歩きでウォーミングアップ。上の登山口到着です。
このあたりでやっとわがGPSはアフリカから帰ってきてくれた。
登山口標高1030m、山頂までは1.9kmで379mの登りです。
ここからはスノーシューをはずしノーアイゼン。
トレースはしっかりあり、そんなに踏み抜くこともありません。
かっちゃん氏、しばらく続く急登で少々息切れ。あのドリンクは今回効き目薄のようです。
べるささんと私でザックを交替でかつぎます。
あいかわらず青空が続いていますが、暖かいです。
標高1200mを過ぎても霧氷がない…。今日は無理かな。
ちょっとあきらめ気味。
1370ピークが近い頃、本日のハイカーさん数組下山ですれ違いました。
きれいだったよとの情報をいただいて、嬉しくなる。
尾根筋へでたところ、うっすらと霧氷がついてます。
そこから先は、満開とはいきませんが、北側の木々は白い花を咲かせていました。
青空に映えてきれい!
国見神社、ここだと思います。祠は見逃してしまった。山頂はもうすぐそこ。
避難小屋を過ぎて5分も歩けばそこが山頂。
2本の象徴的な木が輝いてみえる。若いブナですかね。
山頂は360度の展望、四国山地を全方位見わたせるまさに国見の山です。
剣山 次郎笈。
三嶺~天狗塚
石鎚山。
かっちゃん氏もあがってきた、絶景にいつものスタイルでご満悦中。
ここでやっとの山ランチ。遅くなったのでヘロヘロでした。
絶景を眺めながらの贅沢な時間。
風が吹くとぱらぱらと小さな音をたてて霧氷の破片が落ちていきます。
かき氷のようで、美味そうにもみえる。いつもやめとけと言われる。
さあ、また例によって犬の散歩があるのでがんばって下山。
名残惜しいけどきれいな霧氷を目に焼きつけながら帰ります。
この日は四国の山はどこも最高の山行ができたでしょうね。
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