多古の七つ穴
キャンプ2日目、昨年うねりでリタイヤした『多古の七つ穴』へチャレンジ。
雨は昼頃上がりました。
もう少し様子をみようか考えましたが、夕方までに回復する兆しもなかったのでとりあえず現地調査してみます。
天気が良くないので小波から出るのはあきらめて、一番近くの沖泊漁港へ向かいました。
漁港近辺は狭く、岸壁も駐車してよさそうには見えません。
沖泊集落の入り口付近にトイレのある駐車場があります。そこへ車を停めさせてもらいました。
駐車場からは大きな洞門が見えます。
海の状況もよくわからないので、ワンコたちは車待機。暑くないからきっと大丈夫。
駐車場からは漁港までは約200m。カートにカヤックを乗せて引いていきました。
スロープを使わせてとお願いして漁港から出艇。
真正面に七つ穴はもう見えています。めっちゃ近いー。
昨年は多古鼻あたりでゆみさん初めての船酔い、途中で断念したところですが、
とても穏やかな海です。5mほどの周期で若干のうねりですがまったく問題なしです。
七つ穴から見るとこの距離。700~800mくらいで行ける秘境です。
七つ穴とはいっても数えてみると穴が9つ。
案内板によると
「高さ50mの多古鼻岬の絶壁に9つの穴があり、
それが遠くの海上からは7つの穴に見えることからその名がつきました。
内部は4つの洞窟からなります」
ということは、ひとつの穴にはいくつもの出口があるということですねぇ。
荒れると嫌なので、漁港から遠い東側から洞窟をめぐります。
きれいな海… あ、カート置き場に困って結局積んで漕いでたりして(汗
写真見るとなんだ?工事車両みたいだな。
洞窟内はうねりはないようです。崩落の後も見えます、怖ええっ!
このような高さのない洞窟がいくつかあって、中で繋がってます。
入ってみるとこれがまた広い。動いてるうちにどの穴を通ったのかわからなくなりそうです。
この先にも出口がありますが、暗いと距離感が掴めず通れるのかわからない。
外側からアプローチしてみます。
アーチ状の洞門。
小さな入口に見えましたが、中でカーブしてたり出っぱりがあったりで陰になってました。
じゅうぶん通れる広さ。
300mほどの間に9つ(もっと?)の穴が集中してました。
沖泊漁港からは1時間もあればじゅうぶん楽しめるくらいの距離なのでうねりが心配な時はここからが良さそう。
残念なことに今は観光船などの定期便はなくて、船で訪れるには漁船をチャーターするほかないようです。
近くて遠い秘境ってとこでしょうか。カヤックっていいな。
そういえばひとつ心残りが・・・
下ばっかり気にして上をあまり見てなかった。天井抜けてる穴を見損ねてしまいました。
これはもう一度行っとかないとね。
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