2014年01月03日
雪の那岐山へ
2013年12月29日(日)
年末の寒波でキンキンに冷えた朝、倉敷市内は-4℃、県北は大丈夫かいな?
津山市街地に雪はなく、那岐山麓山の駅手前から雪が見えてくるという程度でしたが、
駐車場が近いあたりは雪解け水がガチガチに凍りついてます。
スタッドレスでも滑るので駐車場へ上がるのは無理だなーと、戦車C道入口の路肩に駐車しました。
第一駐車場の下で登れずに溝にはまってる車がありました。分厚いガラスのようなアイスバーンです。
登山口に近い第三駐車場には数台の車。慣れてる人は2駆でもいっちゃうようですね。
スタート時は-5℃、倉敷とたいして変わらないようで。
陽が差していたのでそれほど寒くありません。
今回はCコースから山頂を目指します。
トレースはしっかりありました。ただ、ふわふわの深雪パウダーだったのではまると厄介です。
汗をかかないようにゆっくりペースで歩くのですが、やっぱり汗だくです。
氷点下でもこんなに汗かけるんやな、裸になりたいゎ なんて思ってたら、
大岩のところで鉄人さんに抜かれました。颯爽と森の中へ消えて行かれました。
挨拶を交わしただけですが、多くの那岐山登山レポに登場するのでよく知っています(笑
徐々に雪も深くなり、踏み抜くことも増えてきました。
腰まではまるとイラッとしてしまうようになり、大神岩の手前からスノーシュー装着です。
そこそこの風が吹いて晴れ間は途切れ途切れ。八合目くらいからはすっかりガスに包まれてしまいました。
上の写真は三角点峰到着時。
左手に休憩舎が見えてきます。ちょっと見学。着氷して神殿のようになったテラス。
そしてなんとかわいいゴージャスにデコレーションされたトイレ(笑 扉開いてたんかな…
休憩舎を出るとスーッとガスが晴れていき、下界が見渡せるようになってきた。奈義町の役場の方です。
滝山への稜線が現れました。
身体が冷えて一目散に避難小屋へ急ぐゆみさんも思わず立ち止まって景色にガッツポーズ!
鳥取側の景色ももクリアです。
写真を撮ってもらいましたが、雲の動きがはやく一瞬で陰になります。
き、きき、きれいやけど、さぶいっ!ゆみさんは私を置いて避難小屋へダッシュ。
陰になるとこんな青い風景になるんですね。
凍えてきて私もはやく避難小屋へ逃げ込みたいんですが、
天気どうなるかわからないし、写真撮るなら今しかないと思いグローブはずしてシャッター押す。
(コンデジのシャッターはボタン小っさいので)
手は冷たいし、汗かいてた頭は凍りそうだし、
吸い込む空気が冷たすぎて、血管詰まったりとか頭をよぎり危うくパニックになりそうでした。
ま、何事もなく着いてしまう訳ですが、その避難小屋は風よけが新しく作られて出入りがしやすくなっています。
小屋の中には単独の方がおひとり。中は-5℃でした。
ソッコーで温かいもので体温回復、ひと息つけました。ほんとにひと息程度でしたが、
後からいくつかのグループが時間差で次々と入ってきて満席状態となったので、急いで装備を整え山頂へ。
あったまったけどさっきより冷えた…。
この上が山頂。
1255m 那岐山山頂。
避難小屋を見下ろす。
滝山・爪ヶ城方面。
大満足(笑
これ以上ないくらいの那岐山を見てしまったんじゃないだろうか。この日に来てよかった。
そろそろ下山します。
往きはガスで見えなかった景色がよく見えて退屈しない復路。
下山の最後で今回参考にさせてもらったヤマレコのmattoldさんと少しお話しできました。
今年(2013年)は29日現在で206回、年内にもう一回登るそうです。
それだけ魅力のある山で、じっさいこの日体感できました。那岐山はほんとに美しい山。
2013年の登りおさめは記憶に残るいい山行でした。
Posted by ふりふら at 23:11│Comments(0)
│那岐山系