2014年02月19日
スノーハイク津黒山～白髪山①
津黒山（つぐろせん）は岡山県真庭市蒜山下和、津黒高原の背後に佇む1118ｍの山。
夏季は登山口から山頂まで一時間ほどで登れるそうです。
麓には津黒高原スキー場。晴れてれば蒜山三座や伯耆大山の展望がよいそうです。
自分にとっては、短時間で登れること、駐車場・トイレがあることなどがメリット大。
ワンコの散歩があるんで明るいうちに帰ってやりたいし。
そんな訳で都合がいい山ってだけで行ってみた津黒山でしたが、
思いのほか(と言ったら失礼)よくって、毎年必ず登りたい山となりましたｗ
スキー場なのでリフトがあります。山登りに来てリフトなんか…という方は多いでしょうが、
なんの迷いもなく乗ってしまいます… 一回券２３０円です。
リフトトップの先に林道、登山口へ続いています。
上級者コースへはここを通るようで、きれいに除雪してあり歩きやすい。
助かるなーなんて思ってたら、除雪は上級者コースまで。
トレースはありません、誰も来てないようです。
新雪を歩くのは嬉しいけども、先が読めないだけに覚悟もいります。
山側は雪が深いです。吹き溜まりというより雪崩れていますね。
しばらく歩いて展望所。霞んでいてうっすら下蒜山のとんがりが見える程度でした。
登山口付近にはこんなのがあるもんで、とりつきが問題です。
登山口はすでに大きく雪が流れていたので、素直にそこからとりつきました。
なるべく沈まないように足を前へ出すのですが、なかなか上へは上がれません。
雪が崩れるばかりです。１０分か１５分かわかりませんが、２人で雪の中もがいてました。
なんだか先が思いやられたので、帰ろかあ？なんて考えてたかも。
まあ行けるだけ行ってダメなら引き返そうということにして、ちょっとだけがんばります。
山に入ってしまえばそれほどでもなく、沈み込みはくるぶしくらい。しばらく植林帯です。
とにかく上へ登ってけばいいわけですが、ピンクテープが至る所にあって、道迷いの心配はありません。
なかなかの急斜面です。大きくジグザグに進んでいきます。
しばらく行くと似たような大岩がいくつかあります。目印にすると間違えるかもしれません。
雪の付き方が雪の多さを物語ってますね。
植林帯もそろそろ終わりでしょうか。霧氷の付いた落葉樹が多くなります。
青空がないのが残念ですが霧氷がきれいです。
だんだん景色が白くなり
寒い、汗をかかなくなってきました。
山頂付近は風が強いようで、木が揺れる音がしています。
早めに防寒して身体を冷やさないようにしました。
たまに太陽が顔をのぞかせることもあるのですが、青空にはなりません…。
この辺りはクラスト気味でスノーシューがカラコロと下駄のような音。
樹木が低くなってきました。稜線が近いようです。
稜線へ上がってきました。もちろん踏み跡なんてありません。
バージンスノーが気持ちいい。
稜線上は樹木が多く展望はあまりよくはありませんが、真っ白な景色を楽しみながら歩きました。
木があるので風はありません。
しばらく行くと視界がぐっと開けてきました。風が強くなってますが、しっかり防寒したので問題なし。
大山・蒜山方向はやはり見えませんね。
目の前には小さいながら雪のモンスター。
ここは厳しい冬のようです。
山頂はもうひとつ先です。
頂上台地はめっちゃ広い！
ゆみさんなかなか来ないが大丈夫かと思ってたら、
キツネに遭遇したらしい。
すぐ逃げて行った後を追ってくと足跡を見つけ、
さらに足跡を辿ると、できたてのうんＰが！(笑
どうやら私達はこのキツネの縄張りにおじゃましてるようです。
私はひと足早く山頂に到着。
ゆみさんも好きなように歩いて登頂。
津黒山(つぐろせん)は1118ｍ。
３６０度の大パノラマなんですが、残念、ガスってて遠くは見えません。
目の前には若杉山(1021ｍ)が大きく見えています。陽が差す瞬間もありました。
東の方も陽が差してたので、東のピークへ足をのばしてみます。
続きは次回。
Posted by ふりふら at 20:37│Comments(0)
│津黒山・白髪山
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