冬季泉山C(大神宮原~井水山・中央峰・泉山)①
無雪期にはきれいな稜線歩きが気持ちよい泉山・中央峰・井水山の三峰。
冬季は初めてで期待して出かけたのですが、天気予報に裏切られ視界不良の真っ白けの世界でした。
数日前に数名の方が歩かれたようで、トレースを当てにしてたのですが、
この日までの間にどっさり雪が積もりまして数日前のトレースは跡形なく消えていました。
しかしこの日唯一出会った単独の方のラッセルのおかげで、中央峰まで2時間で登ることができました。
大神宮原からのCコース、中央峰直下のロープ場手前あたり。
この頃はまだこれからピーカンになるだろうと…。
少しエビのしっぽが見られた。
中央峰(1198m) 着。
先行者が休憩されてたので、お礼を言って津高ヒュッテへ向かいます。
…って、どこよ??
井水山方面への稜線歩きです。
わりと締まった雪で歩きにくいことはないですが、時折出てくる大きな雪塊を越えるのが少々難儀です。
「Kくん、ヒュッテあそこやで。」 「はあ??」
たぶんあそこらへんにがあるはず。適当にめぼしをつけてトラバースして行きます。
うまいこと辿り着きました。ここで昼休憩です。
靴を脱ぐのが面倒で、風除けできるので中には入りませんでした。
前回同様、中はきれいにしてあります。立派な小屋です。
こんな天気だけど、まあ昼過ぎにはカラッと晴れるから…。
と言いつつ、嘘っぽい。そんな訳ないやろう、晴れる気配まったくなしでございました。
Kくんは稜線までは、こんな白い景色もええですねえなんて言ってたけど、
稜線に出てからは静かになった。
風が冷たくなったのと、悩み事してるからだろう(笑
井水山に向かいます。夏ルート無視で、直登していきます。
山頂直下は木が多く、ぐずった雪質。時々はまり込みました。
井水山 (1150m) 到着しましたが、山頂標見あたらず。
こんもりしたところをポールで穴だらけにしてみたけど、どうも違うところだったようです。
福ヶ乢はどっから降りたらいいかよくわからなかった。
ふり返って中央峰を見るとガスに隠れています。
ここから中央峰へ戻って泉山へ行ってみます。
登り返しは数十m程度なので苦になりません。
行きには見えなかった津高ヒュッテがよく見えるようになりました。
お、こりゃ晴れるんじゃね??
②に続く。
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