沢登り 日暮の滝
なんか宿題みたいなもんですかね。
登れそうで、登れない。
いけそうなんだけど、いけなかったら降りられない。
ロープ使えば思い切って・・・、みたいなところです。
近場なので昼からのんびりと。
滝屋さんんの一部ではチョックストーンの滝は珍しいようなことを見かけましたが、
沢登りやってると小滝の部類ではよくあるので特別感はないのですが、
県南の里山に一部とはいえこれだけ切り立った谷があるとは思ってませんでした。
せっかくなんで登っておきたい。
前回60mロープ折返しで半分でした。
下まで届くようにと今回は60mと50mを持ってきたんだけど、
これがなかなか都合のいい支点も見つからず、思うようにはいきませんでした。
まずは上から一段目と二段目。
それぞれに釜を携えています。
そして小さいですが、三段目、四段目、五段目
ここもいちいち腰ほどの深さなのでずぶ濡れです。
続く六段目の上から見下ろす。
このヌメヌメはどうしたものか、降りても登り返せるかどうか・・・
下まで降りてしまえばいいのだけど、50mロープはいっぱいで足りないのはわかっている。
かといって2本目ロープ出すにしても、崖の立木にとるか、ロープ繋ぐか、
悩ましいところです・・・。
アブミ持ってくればよかった。ちょっとなめていた。
こんな狭間で一人進退窮まるのはご免ですが
せっかくここまで来たので、絶対落ちないと心に決めて、
ずりずりしながらあらゆる部分のフリクションを効かせて六段目。
あらまあ!
チョックストーン滝の上段には、さらにもうひとつチョックストーン滝がありました。
やれやれと、一息ついて見下ろすと
下から見上げていたCSが視界に。
よく見ると滝下の木にかかった滝の名板が見えます。
あのCSをクリアすればひとまずロープ張れる。(登るのはそれからなんでまだまだなのです)
ここまでなんだかんだ時間かかってしまって、さあどうするか。
というのも、このメインのCS滝の上段、つまり七段目ですが
上から見てどうもよくわからない。少しハングしてるのかな。
微妙な2mをうろうろしつつ、出したくても出しづらいロープ、
一旦はだしたものの、どうしても先が見えなくてこの七段目が不安。
もうひとりいたらこんな躊躇せずにいけるのですが、
なかなか誰かを連れてくようなとこでもないから
日暮の滝だけあって、日暮っぽい、すぐ暗くなりそうだ。
そんな言い訳でここでまたもやギブです。
下で滝の写真を撮りながら、どうしたもんかな~と思案している私です。
下から一段目は登れる。
その上のCSの乗り越えはどうでしょう。
ツルッと滑って下まであれ~(涙 といったシュミレーションです。
うーん、
また来年、覚悟決まったらまたやってみよう。
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