蒜山三座縦走周回
たばこをやめてからダイエットのために走っています。
身体のわりに足が美女のごとく細っそいので、脛がすぐに折れそうな感覚になります。
それが徐々にアスファルト走りにも慣れてきて、毎日7~8km、多い時には17kmくらい走れるようになりました。
ただ、そんなロングをやったあとはまた脛がやられてしまいしばらく休養です。
シンスプリントという過労性の痛みのようです。
痛めて休んでまた走って…繰り返し。
これだけやっても痩せる気配すらないのですが、体力はついてみたいでしんどくない。
ところが、先月の地獄谷~烏で両足攣っちゃったりして、自分でもなにこれー?とびっくり。
まだまだだなあと思い知りました。
体力アップの意味も込めて、今回はいつもよりがんばる蒜山3つ歩いてみます。
ひとりなので、上蒜山登山口へ帰り用の自転車をデポしときました。
朝6時半過ぎに犬挟峠から出発。おそらく一番乗りです。
台風通過後で天気の心配はないけど、はじめの樹林帯は少々じめっとした空気の中を歩く。
やはり足元はぬかるんでて滑ります。
いかに泥にはまらずに歩けるか、ある意味ルートファインディング要。
前半の急登はペースがつかみにくく、ついつい頑張っちゃって汗だくになってしまう。
スタートしてから約30分、開けたところに出る。
雲居平と呼ばれる草原です。乙女平ともいうらしい。
蒜山登山で一番気持ちいいとこでしょう。この日の下蒜山は青空に映えてくっきりでした。
ここからさらに30分ほど気合を入れると下蒜山山頂到着です。
あいにくガスに覆われてしまって、視界不良。
水分補給して中蒜山へ向かう。
道が鬱蒼としてきて、上は朝露、下は水たまりでもう全身びしょびしょになってしまった。
気持ち悪ぅ。上の着替えはしっかり用意したけど、靴と靴下の替えはない。
仕方ない、考えないようにしよう。
おそらくキジなんだろうと思うが、近くから飛び出すことが2回あった。
そのたびに驚いて、わああああああっ! と声が出る。
はずかしいけど、声出てるからいいか。
じつは熊出没のことを危惧してるわけです。熊のニュースが多い・・・(汗
熊鈴もあえて手で揺らしながら歩きました。なんだったらもう1個つけてもよかったとも思う。
気をつけましょう、熊には勝てませんよ。
巨人平あたりからはぐっと快適な縦走路となります。
少々濡れるんはもう慣れました。ペースもつかめて快調です。
フングリ乢まで300mくらい降下。また同じくらいの登り返して中蒜山到着。
スタートから2時間半くらい。
風が心地よくて、熱を冷ます。誰もいないので上は裸!きもちいい!
はだかのまんま写真撮ってみたのだが、良くも悪くもなくバカっぽかったのでボツ。
パン食べて、Tシャツ替えてリフレッシュ。
下~中と2つきたのであとはもう大丈夫。のんびり楽しむだけです。
中蒜山から上蒜山の鞍部はユートピアというらしい。
蒜山の山頂直下はどこもこのような露岩で急登。
ここの登りはけっこう大変だった気がする。今日はポール使ってるから鎖はじゃまだった。
ここからあと、3パーティと3名の方とすれちがった。
ガスも消えて爽やか、縦走日和でしょう。
下蒜山へ向かうと日光を正面に受けるから疲れるかもねぇ。
中蒜山から40分で上蒜山着。
2月に雪の上蒜山に登ったので、今年2回目です。
三角点はパスして、降りることにします。
↓ 下蒜山と中蒜山です。 歩いてきた道が見えます。
下蒜山山頂からここまでは5~6kmだと思います。紅葉はもう少し先のようです。
八合目槍ヶ峯から見える大山。
ここまで私のカモシカのような足は無事だったのだが、
ここからあとの下りがだんだん堪えてきた。
三合目から二合目あたりの植林帯はまっすぐ急降下。
だめだ、ガクガクしとる~(笑
上半身めっちゃ元気、下半身は膝が笑ってどうにもならんほど。
登山口の百合原牧場で牛眺めながら、回復を待つ。
時間は休憩込みで4時間10分。標準時間になんとかおさまった。
自転車すぐそこにあるんだけど、まだ11時。とっとと帰るにはもったいないから、
今日は歩く気分♪
10kmくらいだろうか、すぐだな とか思ってしまった。
準備してまた歩き出すのだけど、あーなんか変、
カックンカックンして、我ながらえらい不格好な歩き方だぞ。
競歩スタイルでめっちゃ遅いみたいな。
このおかしな歩き方はおよそ2kmくらいでふつうに戻りました。
足が戻ったら、もうこの道路歩きなんかただ気持ちいいだけです。
さっきまであそこ歩いてたんか~と三座の稜線を眺めながらてくてく歩いていく。
2時間以上?下蒜山が見えてきました。ああ馬だなあ。
・・・、くたびれている。
下蒜山だなあとか、馬だなあくらいの感想しか出てこない。
いやいや、この道路歩き思ったよりしんどいじゃないか~
とにかくがんばって歩きました。
登山靴のままだとやはり足が重たくえらいんですね、なるほど。
いつものごとく、ぎりぎり帰りつくパターンではありますが、なんとか出発地点へ。
ほんとよく歩いた。満足♪
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