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2018年02月25日

大山(大ノ沢右岸稜~七合尾根)


大山(大ノ沢右岸稜~七合尾根)

大山大ノ沢右岸稜を登りました。


平日の朝、枡水の駐車場には車なし。今日こちら方面は誰も来ないだろう。

朝7時半頃スタート。環状道路はたくさんの足跡、踏み固められているのでツボ足でいきます。

ロックシェード手前から大ノ沢へ入りました。

雪が少なくヤブが思ったより出ているので尾根が顕著になるまでは歩きにくい状態が続きました。

はまり込むのでスノーシューを使っています。

1時間半ほどで樹林帯を抜けて、正面に大ノ沢の前衛峰が見えてきました。

上は風が強くガスが舞っています。少しずつ視界が悪くなって、真っ白になりました。

右手に沢が広がってるはずですが、見えません・・・。



正面にずっと見えてた前衛峰は、歩けど歩けどなかなか近づけません。

疲労というよりは、強い風に慣れてないもので、身体が冷えて重くなったような状態。

それでもとにかく進まないことにはどうにもなりません。

よたよたですが高度を上げていきました。

視界も悪いし、いまいちモチベーションも上がりきらずーのところに、

足跡らしきものを発見。いや足跡だ。

いい加減ずぼずぼはまりまくっていたので、天の助けと辿らせてもらいました。

しばらくはジグザグに足跡をトレースしていきました。

前衛峰がだいぶ近づいてきたところで、左に巻いていくのだろうと思っていた足跡は、

大ノ沢の崖の方へ寄っていきます。

ガスは晴れそうな気配。せっかくだから前衛峰をを真下から眺めてみます。

バキバキの岩がジェンガのようにギリギリで形を成してるような岩峰。

どうやらこれを直登したようです。

踏み跡はしっかりしてるようなので、同じルートで登ってみます。



距離は短いですが、壁のような傾斜になっています。

石を崩さないように慎重に登りましたが、とくに怖くはありませんでした。



もうひとつ大きなコブを越えると、一気に視界が広がりました。

大ノ沢のピナクルが真横にありました。巨大なのですが上から見ることになってえらく小さい気がします。



大ノ沢を見下ろす。やはり雪が少ないです。もう増えないんだろうか。



そして上を見上げるとこの絶景。



源頭はS字にうねる。



4時間ほどかかって山頂へ到着。





風はすっかりおさまって陽射しがぽかぽか。さっきまでがうそのようでした。



夏道から六合目あたりを西へ下りようかと思っていました。



ところがこの天気に、この北壁。

とても眺めがよいので、つい元谷方向へいってしまいました。

七合尾根から別山です。



なかなか急峻ですが初級バリエーションルートといわれています。



三鈷峰と宝珠尾根方向。

先月歩いた大屏風岩近辺、墓場尾根や救助隊ルートの沢などよく見えます。



烏帽子岩や中ノ沢付近。



七合尾根下部。

♪♪で駆け下りると、悪魔の口が待っています。危険!



南光河原から桝水をのんびり歩いて終了。

大満足な山行でした。













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Posted by ふりふら at 23:22│Comments(0)大山
 
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