2014年09月27日
大山剣ヶ峰へ
大山南壁、三ノ沢を遡上していきます。
ひとまずTOP画像の右上、V字にえぐれた部分を目指します。
絶景三ノ沢!
足元が崩れてなかなか前に進めない。
時々足を止めて荒々しい南壁を見上げる。
突き上げるような尖塔が無数にあります。
延々続いたガレ場もそろそろ終わりそう。そのかわり傾斜もきつくなり、楽になることはない。
パク父さん、ここでギブ。ここはたしかにきつかった。
見上げれば槍から剣への稜線。歩いてる人影が見える。
槍直下まで来た。ここは手足でよじ登っていく。
キリン峠への分岐付近。K君はうれしいのかしんどいのかひゃーひゃー言っていた。
槍ヶ峰到着!なかなか怖いとこです。
ヤマレコ情報によれば、この次の1692ピークは三ノ峰。槍ヶ峰は↑の尖峰のことだそうです。
槍から見た東壁の沢。(たぶん壁沢)
三ノ峰まで来て一服のK君。よっ、ミスターフィリップモリス。
槍ヶ峰の向こうに烏ヶ山が重なっています。
そしてここから見下ろすと一ノ沢~三ノ沢、3つの筋がよく見えました。
さて、ここからどうするかですが、この先、細尾根に続く天狗ヶ峰、剣ヶ峰。
途中お会いした人によると剣まで30分あれば行けるそうです。
当然行くつもりの女子一名。
難所部分を目視・・・。やはり行けるらしい。
つられたK君でしたが、ここで我に返り引き返す。
うんそれが正解。
両側の切れ落ちた尾根は高度感すごいのですが、思ったより安定しています。
高所・広所恐怖症気味の私ですが、ほどよく疲れたためかリラックスして歩ける。
写真撮る余裕もありました。
写真は足の置き場に困るような場所、浮石多数。
思ったほどでなくて危なげなく着いてしまいました。
満悦なゆみさんです。祝!大山最高峰。
山頂にはほかに6名。山頂碑ごしの槍尾根。
弥山には多くの人影。
弥山から下に視線を移すと剣手前の難所。
さらに中央草つきの向こうがラクダの背核心部のようです。危険なので縦走は禁止。
滞在5分ほどですが、パク父さん・K君が待ってるので戻ることにします。
このちょっとの間に風とガスが出はじめました。
難所部分は今度は下りになるので、はっきり言って、帰りは怖いです。
余裕っ! のゆみさんと違って、私はいっぱいいっぱいでしたので、
気づきませんでした、ココ天狗ヶ峰だったようです。(あとで写真見て知った)
ユートピア避難小屋と三鈷峰方面です。
剣~天狗の中間、天狗下部分、足元がやばいところです。
手をついてゆっくり乗り越えました。
うしろからゆみさんが応援してくれるのですが、この人はすたすたと歩いて行った。(・・・・・。)
難所を過ぎてほっとひと息。剣方向を振り返ると名残惜しい。もうちょっとあそこにいたかったかな。
K君が昼寝して待つ三ノ峰。
その後2人と合流し、途中落石で危険な場面があったものの、無事大堰堤付近まで戻ることができました。
このあと以前から気になってた場所を見に行く。
二ノ沢のように大きなものではないが、三ノ沢左俣奥もゴルジュ様になっている。
近づいてみると、黒い、真っ黒な部分がなんだか怪しかった。
近づくにつれ冷んやりして気温が低くなってることがわかります。
黒い影の正体はスノーブリッジでした。
トンネルになっていて20m以上はありそう。
ポタポタ雫が落ちて小川となって流れてる。
南壁にこんな大きな雪渓が残っていることに驚きました。
おまけでやって来たのに、大山の知らない一面を見せてもらえて得した気分です。
環状道路まで戻ってきました。
初めての山登りK君、身体が重い? フェンス曲がっとるやんか。
久しぶりの山だったパク父さん、K君お疲れさまでした。
色々情報をおしえてくださった方々ありがとうございました。
ヤマレコ
Posted by ふりふら at 18:20│Comments(0)
│大山