ふりふら　ナチュラム版

岡山県玉野市日の出海岸から出艇します。

宇野沖ということで感覚的には岡山県なんですが、２００ｍほど漕げばそこはもう香川県です。



比較的干満の差が小さい宇野近辺。

干潮8：37、満潮15：46、　潮位59　-　232、　この日は小潮ですが173cmの干満差。



午前９時過ぎ、RORO船通過。引き波に吹っ飛ばされないように出艇待ち。


そろそろ行こうかと、１艇ずつ浜に降ろします。

腰やっちまわないように気をつけて担いだんですが、ん？、ちょっと違和感・・・

気をつけてたのにやるってほんまもう、あほ。


しょーがない、腰を刺激しないように弱々しく漕ぎだします。


海の天候いまだによくわかりません。

頼りにするのはyahoo天気の波予測と風予測、ウェザーニュースのピンポイント天気の風向き、風速。

それから潮汐表。

これらによると、風速５-６ｍってことなんだけど、来てみればほぼ無風状態。

ラッキーなのか、そんなもんなのか非常に穏やかな海です。


まずは屏風島を北へまわりこんで喜兵衛島との水路へ。


養殖用に石垣で囲ってあるために波も流れもなく湖のようです。


この水路の南端、２つの島を結ぶ橋をくぐります。


ちょっと腰イタイ…　　　杵島の浜で小休止。


砂浜はテンション上がるみたい。いつもよりかなりはじけてるさくら＆ランです。

見てて嬉しくなりました。


ﾜﾀｼはといえば、写真撮ってるのも少々ツライ・・・。


野生児ラン、好き放題探検しまくり。やっとこさ捕獲して出発。

安野島をまわって杵島の南側。

穏やかな瀬戸内の島ですが、外側は海蝕の岩も多く見られます。

これらの穴ももうちょっとで海蝕洞になるんでは？


あんま漕いでませんが、気持ちよさそうな浜があるので上陸しました。


takuがなめこポーズやってます（笑


杵島、無人島ということですが大きな民家がありました。

ここでも十分遊びました、さくらとラン。


杵島北東端の奇岩。


ここから喜兵衛島の東岸へ。

こちらも瀬戸内ならではのやわらかな岩の数々。



気持ちよいツーリングにご満悦！



続きましては丸山を東から廻りこんで牛ヶ首島東岸へ。

第３休憩ポイント、休憩ばっかです（汗


ワンコたちの機嫌を伺いながらのツーリングなので、相手をしてやらなくてはと思いつつ、

棒切れをを投げてやるだけ。


陽が高く、まだまだ夏のように暑いです。

人間は日陰でランチタイム。


さくらは陽射しの下、日光浴！


たしかに暑い、暑いんだけど、自分から水の中に入ってくさくらを初めて見た気がする。

海が穏やかすぎて波が寄せてこないからからだと思う。



この浜の先に小さな穴が見えたので歩いて行ってみました。

結局浜からは行けなかったのですが、振り返ればついて来てるかわいいやつらです。





さ、腹もふくれたしぼちぼち行ってみましょう。

・・・っと、ワンコら、そこへ来るか。(じゃまなんだよねー)


南東部の浜から北へすぐ、洞窟らしい洞窟発見です・・・ですが、小さい！

ぎりぎりカヤック１艇分、奥には畳１畳ほどの浜がありました。

隠れるにはちょうどいい。



牛ヶ首島を反時計回りに一周します。

北東部、ハタゴ島近く、また洞窟。

やっぱ小さい。


小さいながらも洞窟はあちこちに存在してるようです。

うん、瀬戸内海もいいじゃない。

こうやってのんびり島を渡っていくのが楽しい。



そして、へたれな我々はもう一回休憩してしまうのですが、この休憩１０分かそこらの間に

海はこのような状態に。

なかなかのうねりです。takuは波にもまれてるﾜﾀｼの舟見てｹﾗｹﾗ笑ってます。


空も怪しい。腰イタイのに、全力で漕ぐはめに。


満潮が近いからか、ただの天候によるものか、これは潮流ではないと思うんだけど、

よくわかりません、こんな一気に変わるもんかね。

なんとか無事出艇地へ戻れました。

満潮時刻の様子。風速今頃になって５～６ｍってかんじ。



やっぱ海は朝早く出て、昼過ぎには帰還するのがベストなんでしょうか。





takuとyoさんの山旅ロガーを当てにしてましたが、またもや失敗。

半分くらいで切れてました。

最後は慌てたものの、『屏風七浦』島めぐり、気持ちのよいツーリングでした。

トータル７kmくらいかな。




ラダーほしい・・・。腰イタ・・・。